教科の取り組み

英語

真の国際人に向けて、自分の意見を美しい英語で表現する
  1. 「4技能5領域」の活動を通して、コミュニケーション能力を養う

    • 中学校では、語学を学ぶのに重要な「4技能5領域」(Speaking:①「やり取り」②「発表」,Listening,Reading,Writing)を身につけることを目標にした授業構成を考えています。習熟度別にクラスを分け、各自の到達度に合わせて学習を進めています。できることを伸ばし、できないことをカバーすることで、学力のボトムアップにつながっています。どのクラスも積極的に発言する機会を大切にしており、ショートスピーチや、パワーポイントを用いた身近なテーマについてのプレゼンテーションなどに挑戦しています。発表の後は、内容について意見交換し、自分の考えを英語で表現するライティングにも取り組みます。
    • 「英会話」の授業では、ネイティブの教員がall Englishで授業を行い、スピーチ、プレゼンテーション、ディスカッションディベートなど、今求められている生きた英語力を培う活動を行っています。

    • English Challenge Programに参加し、連続した3~5日間、朝から下校まで、一日英語漬けの生活を学校で体験します。ネイティブの先生との授業を通し、また、イギリスの中高生とのオンライン交流を通して、ホームステイ感覚で英語学習をすることができます。

  2. セルフスタディを促す英語学習アプリの活用

    • AIを活用した英語学習アプリを使用し、4技能の力を総括的に伸ばします。教科書の予習・復習だけでなく、その場で結果を点数化したり、ライティングを自動添削したりするAiの機能を通し、セルフスタディの習慣も身につきます。英検や共通テストなどの試験対策もでき、それぞれの進度に合った学習を可能にしています。
  3. 英検で自分のレベルアップを確認

    • 「準2級」の取得を目標にして、年3回行われる英検を全員が学校で受験しています。英検の結果を通じて、各自が自分のレベルアップを確認し、英語学習のモチベーションにしています。
    • 英語学習アプリを活用し、英検のテスト構成に即して語彙や読解、英作文などを各自の進度に合わせて学習することができます。
  4. スピーチコンテストの実施

    • 毎年2月にスピーチコンテストが行われます。各自が伝えたいテーマについてスピーチ原稿を書き上げ、クラスで発表会を行います。スピーチコンテストに出場するオーディションに合格した代表生徒は、全校生徒の前で、その成果を披露します。

国語

「言葉」を通して世の中を知り、自他の理解を深める
  1. 読解力・文章力・表現力を育む

    • 読む・聞く・話す楽しさを分かち合える学習により、語彙力アップを目指します。
    • 高等学校のカリキュラムを見据え、中高一貫の独自性を生かし言語力を養い、論理的な文章力を身につける学習を行います。
    • 様々なジャンルの文章に触れながら、現代社会について考える態度を育成しています。
  2. 自ら考える力を伸ばす学習

    • 中3では、「論文演習」として本校独自のZ会の文章表現プログラムを活用し、年間を通して論文作成・添削を行うことにより、思考力および書く力を高めています。
  3. 古典分野に早くから慣れ親しむ取り組み

    • 中1での和歌の鑑賞にはじまり、中2での古典文法学習を経て、中3では本格的な読解学習を行います。
    • 古典常識や作品背景、その時代ごとの価値観・考え方・文化を理解し、楽しく古典を学んでいます。

数学

じっくり問題に取り組み、予測して考え、問題解決能力を育てる
  1. 習熟度別のクラス編成

    • 各学年とも習熟度別にクラス編成をしています。
    • 単元ごとに小テストを実施し、苦手な生徒に対しては、合格点に達するまで追試験を行います。反復練習を重ねることで、基礎力養成を図ります。
    • 書き込み式問題集を毎週提出させ、学習習慣の定着を図るとともに、解答の記述方法の確認をします。
  2. デジタル教科書の活用

    • 授業においては、指導用デジタル教科書を活用し、生徒たちがよりイメージしやすいように工夫をしています。
    • できるだけ生徒たちに自分の考え方の説明をさせることで、柔軟な思考力、表現力を養います。
    • 単元終了ごとに課題に取り組みます。身の回りにある数学的事象にも目を向けさせ、興味関心を促していきます。
  3. 豊かな論理的思考力を養う

    • 「なぜ?」と思う心を大切にしています。そして、物事を多方向から見ることのできる目と豊かな論理的思考力を養い、高等学校での学習に向けての基盤をしっかりと作っていきます。

社会

広い世界に目を向け、自分の意志で生き方を考える
  1. 「確かな学力」「生きる力」を身につける

    • 教科書・ノートのみならず、プリントや電子黒板も活用し、基礎知識の定着を図り、「確かな学力」を身につけます。
    • 社会のしくみや、現実世界との関わりを主体的に学び、グループワーク、プレゼンテーション等の活動を通じて自ら考え、「確かな学力」「生きる力」を身につけます。
  2. 「資料活用能力」を身につける

    • 新聞、映像資料等を活用した実践的な学習を行うことで、教科書的内容と現実社会とのリンケージ(関連)を深めます。
    • 図書館や情報室なども利用した「調べ学習」を行うことで、多くの知識・情報を体系的かつ時間内に迅速に整理する力を身につけます。
    • 「新聞スクラップ」「博物館レポート」などの課題に取り組むことで、高度情報社会を生き抜く「資料活用能力」を身につけます。

理科

予測し、過程を大切にし、結果の意味を考える
  1. 実験重視

    • 実験を中心に授業を進め、科学の基礎を学びます。実験操作を通し、様々な実験器具の安全で正しい使い方についても学んでいきます。
    • 実験は1~3人の少人数の班で行い、各自が経過観察をして出た結果をまとめ、実験ノートを作成します。同じ実験を行っても、気づいた点や調べた事などを記入していくと、一人ひとり違うオリジナルノートが出来上がります。
  2. 知識の定着と好奇心の向上

    • 体験的に学ぶことで、基礎的な知識を身につけます。身のまわりにある「なぜ?」を大切に、自ら問題点や疑問点を見つけ、解決する力が向上します。
    • 科学的・論理的な理解を深めるとともに、各自が好奇心を持って自発的に学習する姿勢を身につけます。
  3. 探究する姿勢を大切に

    • 一人ひとり工夫して資料を作り、皆の前でプレゼンテーションをしあうなど、発表する機会も多くあります。
    • 学習の中での話し合いや新たな課題をみつけ、探究する姿勢を大切にしています。自然現象や環境問題に関心を持てるようにします。

中学校授業時数

中学校授業時数はPDFからご覧いただけます。