会食(給食)

心と身体の健やかな成長を支え、生きる力を育む


会食室からのメッセージ

学校での学びや活動をいきいきと行うためには何より健康が大切です。
その健康を保つために、最も重要なのが毎日の「食事」です。
食事は、栄養をとるためだけではなく、子どもたちの心身の成長を支えるものでもあります。
本学園の会食では、食事の準備や片づけを身につけること、よりよい食習慣を養うことをはじめ、食につながる様々な人達や自然が育む命の恵みへの感謝の心を育みます。
毎日の会食を通して、「食」に関する正しい知識や「食」を選択する力を身に付け、健康で豊かな食生活を将来にわたって実践できる女性の育成を目標にしております。

手作り(自校調理)

本校では給食のことを「会食」と呼んでいます。
その歴史は古く、本校創立の年より続いています。
当初は調理実習やマナー習得を兼ね、実地教育の一貫として生徒がサンドイッチなどを作るというものでした。
現在は小学校校舎の厨房で調理を行い、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちにと、心をこめて手作りした食事を皆でいただきます。

安全(産地の特定・アレルギー対応)

毎月の献立表には、材料の産地を明記し、食材の仕入れにも十分に配慮しながら、安心・安全な食事の提供を行っています。
さらにアレルギー疾患のある生徒には、事前に管理栄養士や会食担当者、養護教諭との面談を行い、アレルギー区分表に基づき、個々に適切な対応をしています。

おいしい会食(食育・マナー)

成長著しい時期に必要な栄養のバランス、エネルギー(カロリー)の充足はもちろんのこと、行事食や彩りなどにも配慮したメニューを作成しています。
食を通して、日本の食文化の継承を図るとともに、食につながる様々な人たちや自然が育む命の恵みへの感謝の心を育成します。
また、校章入りのカトラリーもあり、その時のメニューに応じて正しいマナーが身につけられるよう指導しています。
食習慣の基礎を身につける大切な時期にある中高生に、食事を楽しみながら学んでほしいという思いのもと、中学校だけではなく、高等学校では珍しい給食制度(会食)を取り入れ、「食育」の充実を図り、健康な身体づくりを目指しています。